朝晩は涼しい日も増え、これから秋のファッションが楽しみな季節ですね。
今日からは、さらにシーズン先取りで、女子学生必見の卒業式の袴についてシリーズでお話ししたいと思います。
まずは袴の歴史について。
なんと、埴輪(はにわ)の太いズボンのような衣装、これが袴の最初なんですって!
平安時代の女性達の袴はその後廃れていきましたが、現在でも神社の巫女さんの赤い袴をみますね。実は、平安時代の女性から引き継がれているものなんです。
女性の袴スタイルが復活するのは明治になってからです。
一時、女学生の服装の洋装化が進みましたが、洋装は値段も高かったので下火となり、再び和装へと戻りました。
このとき、着物に帯ではなく、動きやすい女袴が、教師や女学生の間で主流となったんです。そう、これが、あの『はいからさん』スタイル!
次回は、当時の女学生『はいからさん』たちが、闊歩した明治時代にタイムスリップしてみますね。お楽しみに〜♪
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